ぜいたくはス敵だ！

戦前の国策標語を使って、お題に沿った新たな標語を作る大喜利ゲームです。


本作は、戦前の「国策標語」を改変し、お題に沿って新たな標語を作り出す大喜利ゲームです。
ただし、皆さんは3つの異なる世界の住民であるという前提があります。
1人は「ぜいたくは素敵だ！」と大手を振って言える、自由な世界にいます。
1人は「ぜいたくは敵だ！」と質素倹約を強要される、不自由な世界にいます。
1人は「ぜいたくは無敵だ！」と自由も不自由もない、無秩序な世界にいます。
この世界観に沿って標語を作り出してください。
そして、標語発表後に、その標語がどの世界で作られたものか、推測してください。

ゲーム背景
自由とは何か？
ロシアや北朝鮮、アメリカのニュースをテレビや新聞で見聞きするたびに、この普遍的なテーマが問われている気がします。
思い返せば、ほんの80年前、私たちの国は「国策標語」によって、あらゆる言動が制約を受け、不自由な状態にありました。
その代表的な標語の一つは、皆さんも教科書で一度は目がしたことがある「ぜいたくは敵だ！」です。
他方で、当時の人々はこの標語に「ス」の一文字を落書きして「ぜいたくは素敵だ！」と本音を語り合ったと言われています。
この逸話は、現代の私たちに自由とは何か？を示唆しています。
このゲームは、こうした不自由な世界の中にあった自由にヒントを得ています。
ゲームを通じて、自由とは何か？不自由とは何か？を考える機会になれば幸いです。