犯人は踊るを徹底解説!ルール/遊び方、レビューを紹介
すごろくや出版の人気カードゲーム、「犯人は踊る」。その概要、ルール・遊び方、シリーズ・拡張パックの種類と選び方、攻略のコツ・ポイント、オンラインでプレイする方法、レビューをご紹介します。
犯人は踊るとは
『犯人は今日、この場所に集まった私たちの中にいます。』
というシナリオから始まる「犯人は踊る」は、シリーズ累計30万個以上を売り上げる人気カードゲームの一つです。
犯人を探し当てることが最終ゴールであり、人狼に似ている点もありますが、人狼とは異なり手札がどんどん動くため、自分の役割が変動するということが一番の特徴であり、都度戦略やふるまいを変えていくことに面白みがあります。

難易度 | ★★☆☆☆ |
---|---|
プレー人数 | 3~8人 |
標準プレー時間 | 10~20分 |
オンライン | - |
対象年齢 | 8歳〜 |
犯人は踊るのルール・遊び方

最初に手札としてカードを4枚ずつ配ります。全員の手札の中に、たった1枚だけ「犯人」のカードがあります。「犯人」のカードを持っている人が、その時点での犯人で、それ以外の人は一般人です。
一般人側は犯人を探し当てることで全員勝利、犯人側は最後の1枚で犯人カードを出すことで単独勝利します。
カードは順番に一人ずつ、自分の番で1枚ずつ出します。犯人カードを押し付けながら、あるいは隠し持ちながら、今犯人カードを持っているのは誰なのか推察しながら、探偵が犯人を当てるというのがおおまかな流れです。
一般人側の勝利条件
- 「探偵」カードを出して、「犯人」カードを持っている人を当てる
- 「いぬ」カードを出して、「犯人」カードがどれかを当てる
犯人側の勝利条件
- 残りの手札が「犯人」カードのみの時に、「犯人」カードを場に出す
- 「たくらみ」カードを出すことによって、そのカードを出した人と犯人とが勝敗を共にする
カードの種類
カードは全部で12種類あります。
役割カード
- 第一発見者…このカードを持つ人がこのカードを手札から場に出すことでゲームをスタートする
- 一般人…ただの一般人。何の効果も無いカード
- 犯人…犯人役。残りの手札がこのカードのみの場合に場に出せる。そして犯人として勝利する
手札が動くカード
- うわさ…全員で右隣の人の手札からランダムに1枚引く
- 情報操作…全員で左隣の人に自分の手札を1枚渡す
- 取り引き…誰か1人を指名して手札を1枚交換する
犯人を当てるカード
- 探偵…他の誰か1人を指名し、その人が犯人カードを持っていたら勝利。ただしその人が同時にアリバイカードを持っていたら指摘は無効となる
- いぬ…他の誰か1人の手札1枚を選び、それが犯人カードであれば勝利
探偵の指摘から逃れられるカード
- アリバイ…手札にあれば、犯人カードを持っていても自分は犯人ではないと主張できる
他人の手札を把握できるカード
- 目撃者…他の誰か1人の手札全てをこっそり見ることができる
- 少年…全員の中で犯人が誰かを知ることができる
特殊カード
- たくらみ…場に出すと犯人の味方となり、勝敗を犯人側とともにする
犯人は踊るシリーズ・拡張パックの種類と選び方
犯人は踊るは第一版から第三版まであります。新しい版になるごとに、新カードの登場やカードのデザイン刷新など、都度内容に変更があります。
なお、この記事は第三版を対象としています。
犯人は踊る攻略のコツ・ポイント
犯人カードの持ち主を推察する
犯人は踊るを楽しむ一番のポイントは、今誰の手元に犯人カードがあるのかを追いかけることです。どんどんカード動く中で確実に分かる場合もあれば推察しなければならない場合もありますが、とにかく状況を把握しましょう。
どちらの側で勝利を目指すか戦略を立てる
そして、自分がどちらの側で勝てそうか考えながらプレイすることです。
一般人側で勝とうとするなら、探偵といぬのカードをどこで使うかが大事です。あてずっぽうも場を盛り上げますが、ゲームの序盤で使ってもアリバイで防がれることがあります。とはいえ、手札はどんどん動くため、温存しすぎると他の人や犯人側にカードが流れてしまう可能性があります。一般人側勝利のカギとなるカードの使いどころを見極めましょう。
犯人側で勝とうとするなら、アリバイを最後まで手元に残しておくのは効果的です。手札に探偵やいぬがあるなら、あえてそれらのカードを使って自分が指摘される機会を奪っていくのも良いでしょう。自分が犯人カードを持ちながら、自作自演を交えて進めていくのも楽しみ方の一つです。

犯人は踊るをオンラインでプレイする方法
ウェブサービス(PC/スマホ)
現在、犯人は踊るのウェブサービスはありません。
アプリ(スマホ)
現在、犯人は踊るのアプリはありません。
犯人は踊るのレビュー
犯人は踊るは人狼ほどの頭脳戦が必要ないので、誰でも参加しやすいカードゲームです(人狼は積極的に嘘をついたり、だまし合いや推察をしないとゲームが進まない)。
役割になりきって演じながらプレイするのも楽しく、最後の最後でカードが動き、思わぬ状況で犯人上がりできたりする運要素の面白さもあります。
また、人狼は最初に処刑されるとゲーム経過を黙って見ることしかできませんが、犯人は踊るは最後まで全員が参加できる点、各カードにはそのカードが持つ効果説明が記載されているので初めての人でも取り組みやすい点など、非常にレクリエーション性が高いゲームです。
少人数、同じメンバーや席順でプレイすると飽きがくるといった声もありますが、初対面の人がいる集まりや友人たちとのパーティゲームとしてわいわい楽しめる、簡単で価格もお手軽なカードゲームです。
https://x.com/tanaben_11/status/1430157048277344260
https://x.com/srame_mieru/status/1709908706446757908
https://x.com/zan_tanuka/status/1711179692374634609
https://x.com/fudakoma_kanto/status/1709581788245585930
https://x.com/waifudeer/status/1590248250766143489