コネクトフォー(重力付き四目並べ)を徹底解説 ルール/遊び方、レビューを紹介
クラシックボードゲームの一つである「重力付き四目並べ(Connect4)」。その概要、ルール・遊び方、シリーズ・拡張パックの種類と選び方、攻略のコツ・ポイント、オンラインでプレーする方法、レビューをご紹介します。
目次
コネクトフォーとは
コネクトフォーは、重力付き四目並べとも呼ばれ、その名の通り重力を利用した四目並べです。
日本人によく馴染みのある五目並べは平行な盤上でプレーしますが、重力付き四目並べは垂直に立てた盤を使ってプレーするため、駒が下から積み上がるのが一番の特徴です。

難易度 | ★★☆☆☆ |
---|---|
プレー人数 | 2人 |
標準プレー時間 | 10~15分 |
オンライン | 〇 |
対象年齢 | 6歳~ |
コネクトフォーのルール・遊び方
重力付き四目並べの基本的な遊び方は、五目並べと同じです。
両者の大きな違いは、上がりとなる駒の数が違うのはもちろんのこと、重力付き四目並べは盤を垂直に立ててプレーすること、縦6マス×横7マスの中で対戦することです。
盤の上部には隙間が開いており、任意の列を選んで上から駒を落としていきます。
勝利条件
縦・横・斜めのいずれかで、相手より先に自分の駒を4つ並べたら勝ちです。
ただし盤いっぱいに駒を打ち終わっても、どちらのプレーヤーも4つ並べることができていなければ引き分けとなります。
コネクトフォーシリーズ・拡張パックの種類と選び方
重力付き四目並べの類似ゲームとして、「マッチポイント4」というゲームがあります。

ルールや盤、駒の数など全く同じですが、マッチポイント4にはオールマイティチップというものが存在しており、双方どちらの色としてもカウントして良い白色のチップを各自1枚ずつ使うことができます。
コネクトフォー攻略のコツ・ポイント
まずは平面で行なわれる五目並べにも共通する攻略法をご紹介します。
相手の妨害をしながら、自分が得するところに駒を置く
相手の駒が4つ並ぶ可能性をつぶしながら、自分にとってメリットが多そうな場所(その時点ではリーチに直結しないが、今後の展開で役に立ちそうな場所)に駒を置いていきましょう。
ダブルリーチを作る
ダブルリーチを作れば基本的には勝ちが決まります。
ダブルリーチにはいくつかのパターンがあります。
- リーチを2つ作れており、かつ、上がりの一手となるマスが連続している状態
以下の写真では、赤が3段目と4段目で連続リーチを作っています。

- 上がりの一手となるマスは離れているが、リーチが2つ作れている状態
以下の写真では、赤が1段目右端と2段目にリーチを作っています。

- リーチは1つだが、上がりの一手となるマスが2つある状態
以下の写真では、赤が1段目の右から2番目と左から2番目にリーチを作っています。

逆にリーチを2つ作っても、上がりの一手が共通した同じマスである場合はダブルリーチとは言えません。
以下の写真では、赤がリーチを2つ作っていますが、上がりの一手となるマスが1つ(3段目)しかないため、実質リーチが1つしかないのと同じ状態になっています。

リーチをかければ、相手はそれを防ぐしかありません。そのためダブルリーチを作れば、1つ目のリーチで相手に止めの一手を指させて、2つ目のリーチで上がることができるため、ほとんどのケースで必勝法となるのです。
ダブルリーチを作ることを考えながら、駒を落としていきましょう。
以下は、重力付き四目並べならではの攻略法です。
相手より下の位置でリーチを作る
駒は下から積み上がっていくので、自分のリーチが相手より上にあると、相手のリーチの方がどうしても先に上がりのチャンスを迎えてしまいます。そのため相手より下の位置でリーチを作るのが理想です。
なるべく上をとる
上をとる、つまりなるべく高い位置を多くとっておくと有利にはたらくことがあります。

特に斜めに並べるとき、駒を下から並べていくと相手に妨害されやすいうえ、一方向にしか伸ばせないため、残った駒をその後の展開に活かしづらいです。一方、駒を上から並べていくと、妨害されても他の方向へ切り替えやすく、また下の駒は調整が効きやすいため、チャンスが狭まりにくいです。
先攻は奇数段、後攻は偶数段でリーチをつくる
あくまでもそういう傾向にあるという話になりますが、先攻は奇数段に、後攻は偶数段に駒を入れる機会が多くなります。そのため、先攻なら上がりのマスが奇数段になるように、後攻なら上がりのマスが偶数段になるようにリーチを作れると良いかもしれません。
コネクトフォーをオンラインでプレーする方法
ウェブサービス(PC/スマホ)
コネクトフォーは、オンラインで簡単にプレーすることができます。
アプリ(スマホ)
コネクトフォーは、Google PlayやApp Storeでアプリが公開されています。
コネクトフォーのレビュー
もともと五目並べに馴染みがある日本人にとって、重力付き四目並べは幅広く受け入れられやすいゲームと言えるでしょう。
大人は奥深さを味わえる一方で、子どもも大いに楽しめるようで、複数のファストフード店でキッズメニューのおまけとして採用されたこともあるようです。
ルールはシンプルながら、重力で駒が落ちるという要素が加わり、五目並べとは違った戦略を楽しめるおもしろさがあり、何度でもプレーしたくなるゲームです。
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